火曜日から出張していた旦那が昨夜帰国。29日に比べれば暑くはなかった筈だが早くも「暑い!」を連発。今年もクーラー戦争が始まるのかと思うとうんざりする。歳が離れている事もあってか非常に寛容な人間だがこと暑さに限ると少しも我慢してくれない。寒いと言うと別の部屋でクーラーをつけて寝ていたりする。
私の仕事相手は海外なので大型連休はあまり関係ない。ゆっくり休んでいるとメールとfaxが溜まるだけ。日本では昔と違って個人で有給休暇が取り易くなったのだから、これ以上祝祭日は必要ない。どこへ行っても混んでいるだけだし、航空券も高い。
今年のGWは映画「インファナル・アフェアIII」と恐竜博位しか予定がないのだが、昨年は、遅ればせながら好きになったエフゲニー・キーシン氏のリサイタルを聴きにダブリンまで行った。悲しいことに来年まで来日されないので。海外駐在中の旦那と合流できるかどうかギリギリまで分らずなかなかスリリングだった。
キーシン氏は昔神童と騒がれていた事は知っていたが聴いた事が無く、「展覧会の絵」のCDのジャケットを雑誌で見て購入したら、音の粒の揃い具合にまず驚嘆した。ショパンのバラードなども、テンポのとり方が独特だが抵抗できない心地よさがある。

ムソルグスキー:展覧会の絵

ムソルグスキー:展覧会の絵