4/26 サントリーホール。魘されるほど仕事が溜まっていたし前席の男性客(年配の方で何故か頻繁に姿勢を変える)が気になって前半のベートーヴェンは楽しめなかった。ご本人の方はこの日は一段と調子が良かった様で、後半のショパンでは随所でより所謂「タメ」の効いた演奏。当り前だがリサイタルは生ものでその都度違うのだと思い知らされる。聴衆の熱狂ぶりも先週より凄い。日本ツアーも終わりに近づきリラックスできているのだろうか?アンコール1曲目もまるで別の曲の様に新鮮に響く。挨拶の時も笑顔が多く、こちらも嬉しい。隣で夫もニコニコしていたのだが、彼の独特のお辞儀の仕方が面白いからかも知れない。

1.シマノフスキエチュード変ロ短調 op.4-3 
2.ショパンエチュード 嬰ハ短調 op.10-4 
3.リスト:ハンガリー狂詩曲第10番 ホ長調 
4.モーツアルトピアノソナタ第11番イ長調K331 第3楽章「トルコ行進曲」 
5.ショパン:ワルツ第7番 嬰ハ短調 op.64-2
6.ショパン:ワルツ第6番 変ニ短調 op.64-1 「子犬のワルツ」
7.ブラームス:ワルツ第15番 イ長調 op.39-15

4/29(土)みなとみらいに続く。