ふとしたことで「本能」の歌唱に魅入られて以来、年甲斐も無く椎名林檎嬢信者。
歌詞世界からいっても、宇多田ヒカル嬢などとは違って「若者」のためだけの存在ではないという気がする。まだまだ追いかけ続けると思う。
林檎嬢の短編映画「百色眼鏡」に小林賢太郎さんが出演されていたこともあって、随分と後からラーメンズに夢中になる。前々回の単独公演での「バニーボーイ」を見られなかったことが返す返すも悔やまれる。なかんずく登場シーンの何とも情けない表情が。(今回の公演(アリス)ではバリエーションが見られるけれど)
そもそも、いろいろなものを生で見逃している。三遊亭円生師匠やら越路吹雪さんやら美空ひばりさんやら、見に行く前に亡くなっている。今は好きになったものをしつこく生で見たい欲望が膨張している。色々を吸い込んでも何のお役にも立てないと思われるのだが、我儘とは際限無いもの。