4/7鎌倉セットリスト (少し怪しい)

風邪気味なのに仕事を放り出して17時前に大船へ。グッズ売り場は人手が不足しているのか長い列。初日だけにリハーサルが伸びたのか場内への案内が遅れる。
カントリーなど流れる会場に入る(何とPAのまん前でステージが半分近く見えない)。
十二単の女房姿の幕が降りていて、幕の客席側にも一段低いステージが設置されている。SEが途切れると「雪国」のイントロ(演奏はCD?)が流れて幕の映像は吹雪となり、奥の舞台上には唐傘を差して白い頭巾と着物に黒い帯の林檎嬢が現れ舞い歌っている。今回も凝った演出を予想させる。歌い終えて林檎嬢が身をかがめると和服のスタッフが介添えしてブルーのワンピース(裾に黒のレース(?))に早替り。上手から刃田さん、浮雲氏、師匠、伊澤さん(今度は後ろは向いていないのでホッとする)、前方に林檎嬢。両脇の「壁」と背面を使い照明を生かした演出。舞台上の照明器具もシックな球状のもの。「現実を嗤う」の後ギターを持って珍しい「少女ロボット」。拡声器を使わず「歌舞伎」(背面に歌詞が写されていた(?))のあと「秘密」ではすんなり唄に入れず指でカウントを取り直していた。師匠がウッドベースに変わり「その淑女ふしだらにつき」のあと林檎嬢が退場し伊澤氏のソロで「現実に於て」「顔」(歌詞の和訳が投影される)。
グレーのニット帽、コートとパンツに朱のベルトで「入水願い」、浮雲氏とのデュエット「ミラーボール」(サビがサザン風)のあと「手紙」。1コーラス目の途中で「もういっかい。」と歌い直し。(相当気にされていたようでその後顔色が冴えず「憔悴しきっています」とのMCも。)「サービス」では武道館と同様の演出(拡声器を使って全員で歌い踊り、男性陣は幕の奥で着替え。)MCの後バービーボーイズのカバー「C'm'on Let's go!」(だそうです。浮雲氏とデュエット)では伊澤氏が何とギターを弾いている。林檎嬢また退場。
「ブラックアウト」が始まるが袖に居るらしい林檎嬢の声がマイクのせいかよく聞こえない。途中で黒のコート姿で登場。この曲ではやはり聴衆が盛り上がり会場の床が揺れるので地震かと怖くなる。コートの下は白のワンピース(ベアトップ、黒の細いストライプ二本。)で今回のツアーのテーマ「白と黒」を強く意識させる。拡声器を持って「本能」は最初の(日本語の)サビがなくAメロから。途中で伊澤氏があっぱの「きもちよ」を挟む。「スーパースター」でも伊澤氏がギターを披露(ちょっと曖昧。)。最初と最後に男性陣のコーラスを入れてチャーミングな「ダイナマイト」。「修羅場」ではサビがアルバムより力強いアレンジ。「御祭騒ぎ」では浮雲氏の巧みなギターが冴えて素晴らしい仕上がり。「喧嘩上等」では台詞の部分が二コーラス目の前にも入っていた。
アンコールでは男性陣がTシャツ姿で林檎嬢も再び黒(?)のパンツ姿。師匠のウッドベースで「透明人間」。最後に「落日」は林檎嬢のアコギで静かに終わる。林檎嬢のボーカルは最初硬かったようだが次第に伸びが良くなっていた。しかし初日のせいか納得行かなかった部分も多かったようで少し寂しそうな表情が気になった。曲数はツアーの長さや本数の多さと伊澤さんの体調を考えて若干セーブしたものかも知れない。しかし恵比寿のファンイベントや顔見世ライヴではみられなかったオリジナルの「ロック」らしいアレンジが多く若いファンの満足度は高かった様だ。(後は京都会館、NHKホールの予定)

  1. 雪国
  2. 現実を嗤う
  3. 少女ロボット
  4. 歌舞伎
  5. 秘密
  6. その淑女ふしだらにつき
  7. 現実に於て
  8. 顔(インスト)
  9. 入水願い
  10. ミラーボール
  11. 手紙
  12. サービス

MC メンバー紹介
13.C'm'on Let's go!
14.ブラックアウト
15.本能
16.スーパースター
17.ダイナマイト
18.修羅場
19.御祭騒ぎ
20.喧嘩上等
アンコール
enc 1 透明人間
enc 2 落日