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今日はＧＢＬの夜公演に行って来ました。
明日一緒に見る方は先を見ないでください（笑）
ラーメンズが増える、と銘打った以上は、出演者が増えたことによってラーメンズのコントの世界が広がる、膨らむといったものでなくてはならない筈。それなのに、モノクロに色はついたが味が薄くなった様な印象。開演前から見えている片桐氏の舞台美術も、彼ならではの世界を三次元化しているだけで、ネタとの関連性もなく必然性もない。チラシを見て彼のものと分ったのでもしかしたら・・・と予想はしていたのだが。肝心のネタも、最初のものは最後のものと繋がっていてラストの直前まで意味が分らないし、出演しない（筈の）俳優さんを連想させる言葉で最後まで引っぱるもの、おなじみの標本ネタが頭にないと面白さが沸かないもの、回想場面に入るところが不明瞭で終わってから気がつくものなど、はっきりいって余り良いものがなかった。「（ネタの）分らない人は置いていきます」式のナレーションまであったし。今回は小林氏のサービス（Ｘ装）場面があったり、ファンの女性には楽しかったと思うが、これではまるで一見さんお断り公演。盛んに受けていたし拍手も長かったが、前に神戸で感じた通り東京のファンは甘すぎるのでは。もしかしたら小林さんはよく分っていて、敢えてあんなネタばかり舞台に掛けたのだろうか？